第84話 最近のIFRS決算開示事例
(住友商事と日本板硝子)⑤

前回に引き続き日本板硝子の平成24年3月期第一四半期のIFRSによる
決算について記載します。

今回は、日本板硝子の注記について記載します。決算短信でも、四半期報告書でも比重に充実した注記が記載されています。一度は熟読することをお勧めします。

ここでは収益認識の注記のうち物品の販売についての注記を記載しておきます。

●物品の販売

物品の販売による収益は、グループ会社が外部取引先へ物品を出荷し、外部取引先が受取り、当該出荷に対する債権の回収可能性が概ね保証された場合に認識しております。販売時点における返品の見積もりは、過去の経験に基づき算定しております。

出荷基準ではなく、顧客が受取りかつ、債権の回収可能性が概ね保証された場合に収益を認識するということになっています。
排出権についても注記が記載されていましたので、記載しておきます。

●排出権

CO2の排出量が各国の国内排出取引に基づき設定された排出枠を下回った分については資産を、上回った分については負債を公正価値で認識しております。
こういう基準もあるのですね。

海景君の会社はIFRSの導入に向けて準備作業を進めていますが、
海景君自体はIFRS導入作業から海外子会社の決算をチェックする作業に職務が変更になりました。

そのため、このブログもいったん休止することになりました。

海景君の感想 『随分いろいろ勉強になった。』

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